天然染料で染めたピースは、化学染料のものと少し異なるケアが必要です。間違った洗い方をすると色落ちが早まります。ここでは、藍染めと泥染めそれぞれのケア方法を具体的に書きます。

藍染めの洗い方

藍染めのピースは、中性洗剤を使った手洗いが基本です。水温は30度以下。洗濯機を使う場合は、必ずネットに入れてデリケートコースを選んでください。アルカリ性の洗剤(重曹や一般的な粉末洗剤)は藍の色を変化させるため、避けてください。洗う頻度は少ない方が色持ちが良くなります。汚れが気になる部分だけを部分洗いする方法もお勧めです。

泥染めの洗い方

泥染めは藍染めより洗濯に強いですが、基本は同じです。中性洗剤、30度以下の水、手洗いが理想です。泥染めの色はタンニンと鉄の化学反応で定着しているため、アルカリ性の洗剤は鉄の状態を変化させ、色味が変わることがあります。購入直後の数回は、単独で洗うことをお勧めします。

乾燥の方法

天然染料のピースは、直射日光での乾燥を避けてください。紫外線が色を退色させます。陰干しが基本です。乾燥機は素材を傷めるため使用しないでください。シルクは特に熱に弱く、乾燥機に一度かけると縮みが戻りません。

保管の方法

長期保管の場合は、直射日光が当たらない場所に保管してください。防虫剤はナフタレン系を避け、天然素材のものを使うことをお勧めします。シルクは通気性のある布袋に入れて保管すると良い状態を保てます。ビニール袋での密封保管は湿気がこもるため避けてください。

色落ちが気になったら

天然染料は経年変化します。これは欠点ではなく、素材の特性です。ただし、急激な色落ちが気になる場合は、修繕・補修のご相談を承ります。購入から5年以内は無償で対応します。ロットカードをお手元にご用意の上、お問い合わせください。

適切なケアをすれば、天然染料のピースは10年以上使えます。ケアについてご不明な点は、お問い合わせフォームからどうぞ。修繕のご依頼も通年受け付けています。